山根生花店

年に数回、小学校や中学校の職場見学・体験の申し入れがあり可愛い児童・生徒さんを受け入れています。

今年の春先は小学校2年生の女の子が2人来てくれたのですが、お店の中をくるくるくるくる廻って色んな質問をぶつけてきます。

「どんなお花が売れますか？」「お客さんはどれだけ来ますか？」

こっちもあたふたする内容もあったり（笑）

でも一番困ったのは「お花はどうしてキレイなんですか？」

もう凄く核心を突いた禅問答のような質問ですよね。

本当は、お花の一生を人間の一生に例えて答えたかったのですが、小学2年生にはちょっと難しいかな…と思い「一生懸命キレイに咲いて蜂さんや蝶ちょに来てもらいたいからだよ」と逃げてしまいました。

教職者にはなれませんね…。

先日は隣町の中学生の女子2名が職場体験ということで仕事のお手伝いをしてくれました。

ちょうど仕入れの日だったので水替え→掃除→水揚げ→花出しのコンボで大忙しでした。

それでも飲み込みが早く、とてもテキパキとやってくれて時間が余ったのでハロウィングッズのラッピングとオモチャかぼちゃのＰＯＰ作りをお願いしてみました。

ＰＯＰといってもダンボールとハサミ・カッター・油性ペンなどを渡して「これで作ってね」と言っただけ。あとは完全おまかせでした。

でもこのふたり凄かった！

あーでもないこーでもないと話し合いながら黙々と仕事をしていたなぁ…と思ったら出来上がりが予想の遥か上を行っていました。

見てください！このクオリティ！スゲー！

「こんな風にしてね」なんて指示は全く出していません。この創意工夫力には驚きました。

ＰＯＰの文字も一番伝えなければならないこと（金額）が一番大きくはっきりと書かれていて。これも彼女達が自分で考えて行動した結果です。

「イマドキの若いモンは」なんて言っちゃいがちな世の中ですが、若い力って凄いなぁ～！と感心しきり。

最後は好きなバラを選んでもらい自分達でラッピングをして、お土産に持たせました。

こちらも楽しい一日でした。